ひそかな悩み
小さな子供の部屋の掃除は親にとって大きな悩みのひとつだといいます。 片付けても片付けても、次から次へと・・・まったく嫌になる。日ごろの家事のストレスも たまり、お肌もボロボロ、ふとあの時結婚してなければと思う事もしばしば これはそんなあなたにうってつけのテクニックかもしれません。
たとえば子供に 「おもちゃ片付けなさい!」という親は多いですよね。 しかし うまく片付ける事のできる子供は少ないといいます。 そこで再び親は 「おもちゃ片付けなさい!」とうながすか、 それすら面倒で自分で片付ける事になる。そんな日々をたくさんの人が繰り返しているのでしょう。
なんで苦手なの?
ところで子供は何故片づけが苦手なんでしょう。私は大人と一緒で片付けが楽しいと思わないからだと思います。 大人でも掃除を嫌がる人は少なくない。でも仕方がないので掃除をする。子供も大人も一緒なのかもしれませんね。
本当に仕方がないの?
でも"仕方がない"ではそれ以上の発展がないのも事実。スーパーきれい好き・COMではどうやったら 子供達が自発的にお片づけができるかを考えました。それにはまず分析から始めたいと思います。
なぜを分析してみよう。
まず片付けが楽しくない事の一つにエンターテイメント性の欠如があげられるでしょう。 簡単にいえば、
ハリウッド映画のようにハラハラ感・ドキドキ感が無い。だから楽しくない。
次に片付けをする事に対しての動機付けがない事があげられます。
ひとり暮らしをした経験のある人であれば、彼氏や彼女が初めて部屋にくるといった時 今までに無いくらい真剣に片づけをしたことがあるでしょう。 これが動機付けです。彼氏彼女に しっかりしている人という印象をもってもらいたい為に掃除や片づけをがんばってしまうのです。
恋も一つの動機付け
動機付けの話をもう一つ、恋をすれば綺麗になるといいますが、恋をしたらみんながいきなり綺麗になるんじゃないと思います。
女性だったら好きな人に振り向いてもらいたい為に、例えば髪型にこだわったり、化粧にこだわったり、その努力の結果、すこしずつ 綺麗になっていくのだと思います。
ホルモンの関係だとか色々説はありますが、やっぱり努力の結果も無視できない大きな要因でしょう。 この恋の話の例では動機付けが恋にあって、その彼氏なり彼女なりに振り向いて欲しいという 動機に基づいて努力をするという事になります。何事にも動機付けは大切です。
ちゃんと教えてますか?
最後に教育の話。片付ける方法を正しく相手が理解できるように説明していない事が問題になっているケース も少なくないと思います。これは非常に大切なことで、例えばコンピューターを触った事の無い人に1から教える際、
あなたはどう教えるか?を考えてください。まず電源の入れ方など超初心者向けの事から教える事だとおもいます。理由は 相手がまったくの素人だから。そこで考えてみてください。
”子供はお片付けド素人では無いのか?”という事を
実際「これ片付けて」では私でもわかりません。いったい何処にどのように片付けたらいいのかルールが分からないからです。 例えば姑の家にいって片づけを手伝う際「お母さんこれ何処にしまったらいいですか?」普通聞ききます。その家によってルールが違うからです。
でも子供は片付け経験が少ないですよね。だからそのような事を聞くことも出来ない。だから出来ないだけなのではないだろうかと思います。 そう考えると、教えていないのに「この子は片付けもできない、だらしない子。誰に似たのかしら」というのはちょっと乱暴ですよね。
実践してみよう。
でもこれだけでは実際どのようにしたら良いのか分かりにくいと思いますので、このエンターテイメント性・動機付け・教育の3つを入れ込んだ 会話を一つサンプルとして作ってみました。
サンプル1 子供に片付ける事を促す際
- 【あなた】
- 「おもちゃお片付けしましょうか。じゃあ、まずこのおもちゃをあの箱の中に入れようか。うまく出来るかな?」 これでちゃんと出来た らすかさず、
- 【あなた】
- 「ちゃんとお片づけできたね。00ちゃんも、もうお片づけできる大人だね。」 と最大限褒めてあげる。そして
- 【あなた】
- 「お片づけできたら気持ちいいいね。」 と気持ちよさをインプットする。ここで親が広いスペースの中転がるすがたを披露したりすると 、演出力が高まり さらに説得力がアップする事だろう。
こうする事で
- 子供はおもちゃを片付ける=箱に入れることだと認識する。
- そしてお片づけできる=大人への仲間入り。
- お片づけできる=褒められることで気持ちいいことと認識する。
という図式が頭の中に描かれることでしょう。
これはサンプルですので各家庭にあわせていただくのがよいかと思います。もちろん「嫌だ。お片づけしたくない」
など反論される事もあるでしょう。
そういった場合お片付けをゲーム風に演出してみるのも良いかもしれません。 サンプルを見るとたったこれだけの事ですが、エンターテイメント性・動機付け・教育の3つを入れ込んだ会話です。
もちろん子供のタイプ・あなたと子供の間柄・ 演技力などで成果は変わってくると思いますし、サンプルでは成果をあげれないかもしれません。
また小学生の高学年くらいになるとこの手は通用しないかもしれません。
そういう場合でも(エンターテイメント性・動機付け・教育)をうまく会話に組み込む事で若干の効果をあげれる事は可能でしょう。
このような単純な会話一つでも親と子との係わり合いが変わってくるのだと思います。
こういう事を顧みると、"子供時代のコミュニケーション"は、我々が生きてゆく上で、とても重要な生活技術なんだと再認識します。 学歴ばかりが優先され、あまり重要視されない "お掃除やお片づけといった"生きる知恵を教えようとする余裕やコミュニケーションが忘れられているのは残念ですね。
