なぜそこに虫がいるのか?

なぜそこに虫がいるのか?

あやふやな疑問

なぜそこに虫がいるのか?ふだん私達はこの「なぜそこに虫がいるのか?」という事を深く考えません。

家の中に 虫が湧いた とか どこからか入ってきた という表現をします。

つまり なぜそこに虫がいるのか? という疑問をあやふやなものにしてしまっているのです。

ではこの なぜそこに虫がいるのか? の疑問について少し考えてみましょう。

虫というと少し特別に変わった存在なような気がしますが、生き物は特別な種を除き 通常 自分にとって快適な環境を選びます。 

修行僧のように あえて苦しい環境には身をおきません。 

快適な環境とは 快適な温度 快適な湿度 豊富な食料 雨露をしのげるなどが挙げられます。

簡単にいうと虫がいるというのは、虫にとって快適な場所だからといえるのです。

次は補食関係つまり食べたり食べられたりの関係を考えてみましょう。

虫が多い家では決まってこんな虫が多い物です。

小さな変な虫(正体不明)ゴキブリ・ゲジゲジ・蜘蛛・あり・ノミなど・・・この場合 補食関係餌>小さな変な虫・ゴキブリ>ゲジゲジ・蜘蛛という構図が考えられます。 

つまり、「小さな変な虫・ゴキブリ」などがいるからそれらを餌とする「ゲジゲジ・蜘蛛」がいる訳です。

自然界ではこれに加え「ゲジゲジ・蜘蛛」を餌とする鳥などがいますから、それほど数は増えません。

天敵ってやつです。

でも何らかの環境の変化によって、その一つがかけてしまうと、どうなるのでしょうか? 

家の中に鳥は普通いませんよね。

だから「ゲジゲジ・蜘蛛」なども減らないのです。

この基本的な生態系の仕組みを害虫駆除に取り入れるとある程度簡単に駆除できます。

さきほど餌>小さな変な虫・ゴキブリ>ゲジゲジ・蜘蛛という流れを説明しましたが、これをサバンナの生態系に変えて説明すると餌=草>小さな変な虫・ゴキブリ=シマウマなど草食動物>ゲジゲジ・蜘蛛=ライオンなど肉食動物のような感じだと思って良いでしょう。 

では草が無くなればどうなりますか?シマウマがいなくなりますよね。

ではシマウマがいなくなるとどうなりますか?ライオンがいなくなります。

早い話サバンナでは、草が無くなれば、何もしなくても、多くの動物が死に絶えてしまうわけです。 

では肝心の家のなかではどうでしょうか?家の中の草というと??? 答えは お菓子のカスとかホコリなどなどです。

という事は・・・掃除をすれば良いですよって話になるんです。

案外できているようで出来ていないのが「掃除」です。 

結果としてはいつもの「掃除しろ。」って話なんですが・・・掃除が苦手だったらどうすればいいか?

答えは不要品を捨てなさいって事になるんです。

でも捨てられない人は、皆さん「もったいない」っていいますよね。

それもそうです。だから「不要品は売りましょう。」って言うんです。

売れるのだったら「環境にも財布にも」捨てるよりいいですもんね。

だから、一つアドバイス。極端な話ですが、不要品を売ると害虫は減ります。

今回は根本的な所から害虫駆除を考えてみましたが、いかがでしたか?

ものがへると掃除が楽にナリ、害虫もへる、そして気分も良くなる。 

売った事でおこずかいがはいり、おまけに害虫もへり、そして気分もすっきり。ちょっと変わった・・・でも正統派のこのテクニックぜひお試しあれ!