押入れとお風呂のカビ予防とハウスダスト対策

押入れのカビ

実は多い押入れのカビ

お風呂・台所など湿気た所がカビスポットとして有名ですよね。しかし盲点が一つありました。

それは押入れの存在です。よく欠陥住宅とかいって押入れにカビの黒いあとがあるのをテレビで見たことがあるかと思います。

しかし我が家には関係ないと思っている方が非常に多い。それはなぜかカビ=黒いあとというイメージがあるせいなのです。

でも何処の家庭の押し入れでも、基本的に密封されていて空気の流通が少ない。これではカビが生えない方がおかしい。実は一見綺麗に見える押入れでもカビは存在し、今も増えつづけているのです。

臭いでの発見

実はこれはわたしの経験により発見したのですが、押し入れを掃除する際いつも鼻炎気味になっていました。それがいつも不思議だったのですが、ある時押入れ独特の臭いに気付いたのです。

そうそれはカビの臭いでした。かび臭いというかそんな匂いです。しかし臭いの元がわかりません。そこで押入れの中のものを取り出し、一点一点臭いを嗅ぎました。そこで分かったのがダンボールと本の存在です。

それでその本とダンボールをベランダに出し押入れを2時間ほど開放しました。驚くことに押し入れ独特の匂いが消え去っていたのです。

また押入れの中の本やダンボールをベランダに置くことでそのもの自体のカビの臭いも消えていました。

なぜカビが・・・

ダンボールと本は、基は木からできていますので吸湿性に優れています。それが押入れという密封された空間に入れることによりカビを生じさせる原因になったということです。

その結果、わたしは押し入れ掃除の際いつも鼻炎に悩まされていたのです。

わたしのように読まない本を押入れに押し込んでいる人は多いことでしょう。また押し入れ収納にダンボールを使っている人も多いことでしょう。

しかしその安易な行動が災いしてカビを引き起こしていたのです。 ダンボール収納コストは安いですが、カビの危険を考えると押入れには不向きかもしれません。

対策としては、ダンボール収納をやめる。あとは除湿剤を置くというのが効果的です。

カビ対策(お風呂場編)

換気:換気は湿度を下げる効果があります。じつは湿度はカビがとっても好きな物。湿度をさげることがとっても重要なのです。ポイントは換気扇を回すこと、ワット数にもよりますが1日10円程度とそんなに電気代もかからないので、わたしも1日中つけてます。

あと湿度を低下させるポイントは、浴室についたあらゆる水滴を拭き取ること。スクイージーがあると笑ってしまうほど超早く取れます、使ったあとのバスタオルや雑巾でもOK。

食べ物をなくす:カビはなにを食べているかを知ることも対策のポイント!なんと石鹸カスやシャンプーを食べて(栄養源)いるんです。ということは予防策は石鹸カスなどが溜まらないようにちゃんとお掃除をすることですね。

冷やす:実はカビは寒いところが苦手。カビ対策には冷やすことが重要ということは、お風呂から出るときに壁・床・湯船などに水をかけましょう。お湯では駄目温度を下げるのが目的ですから。

殺菌:大体週に1回から2回浴室の殺菌を行います。薬局に消毒用のエタノールがあるので、それをスプレーボトルにいれ振ります。ポイントは角とか汚れが溜まりやすい所、過去にカビが発生したところは確実にシュッ!シュッ!シュッ!としましょう

カビ対策裏技

カビを一回でかなり減らせば、次からは発生スピードが落ちます。お風呂のエプロンなんか洗えるとかなり効果でます。

ハウスダストとカビ対策は同時にしよう!

ハウスダストとは、空気中に存在する肉眼では、ほとんど見えない小さなホコリことを指します。

この、ハウスダストは、チリ・ホコリ・ダニの死骸・ダニのフン・繊維クズ・花粉や胞子・たばこの煙粒子・・・・などなど紹介しきれないほど沢山の種類が有りますが、最近、アレルギー症状や、花粉症ぜんそく等の症状の原因では無いか?といわれています。

昔からハウスダスト自体存在はしたのですが、なぜ最近注目されるようになったのでしょうか。

それは最近の高気密な家の構造によってハウスダストの発生が大幅に増えたことが原因ではないでしょうか。

アレルゲンの原因として知られるダニにとってこの高気密住宅はまさに天国、従来ダニが最も増えるのは5月から10月頃までとされていますが、冷暖房の完備した 部屋では、常に快適な温度ですから昔のようにダニ数は大きく減ることがなく、一年中活動しているといいます。

人間が快適な環境を追求するあまりダニにとっても快適な環境になってしまったのはなんとも皮肉なことでしょうか。

ダニ防止の湿度コントロール

  1. ?浴槽台所など使用し終わったら水滴を拭き取る。
  2. ?浴槽台所など使用し終わったら水滴を拭き取る。
  3. ?押入れに除湿剤を入れる。

この3つになります。まさにカビ対策と同じ。

ですから、カビ対策とダニ対策は同時に考えれるのです。

まめに換気する。換気扇を回すなど。こういったことの繰り返しでカビもダニは成育しにくくなります。

その上ゴキブリ駆除にも有効です。

カビ・ダニ対策の為の正しい布団の干し方

ダニ対策をするに当たって重要な布団。

布団を干すのに適した時間は晴れた日の10時から14時の間できるだけこの間に布団を干します。

そしてポイントは布団を叩かないこと。

そして布団を干してから布団に掃除機をかける!これだけでダニの死骸ふんホコリなどハウスダストをより多く取り除けます

えっこんなところもハウスダスト徹底除去の技

月1回はカーテンに掃除機をかけてみてください。

カーテンは実は案外汚れている物、つるしたまま上から下へとかけるだけで十分です。

こんなところにもカビやホコリ・ハウスダストは隠れています。

掃除機とモップの組み合わせ

掃除機だけでは取りきれない床のホコリは、フローリングワイパーなどで拭き取ります。

なんとなく薄汚れた床もピカピカにしかも結構ホコリがとれます。

ホコリにもカビ・ダニは隠れています。

空気の流通をよくしカビ防止対策

晴れた日に家中の窓をあけ換気扇もつけ押入れも開けて空気の入れ替えをしましょう。

また押入れもあけ空気を入れ替えるさい、扇風機を押入れに向け強制的に空気を流し込むことにより、押入れの嫌なにおい(かび臭さなど)もへります。これで湿気・カビも減る。

エアコン掃除でハウスダストすっきり

エアコンのフィルターを掃除することにより(2週間に1回程度)空気中のハウスダストは減り、電気代も浮きます。