フローリングワックスの正しい塗り方と頻度

フローリングワックスを正しく塗ることで、床の美しさと耐久性を大きく向上できます。しかし、自己流でワックスを塗ってしまうとムラができたり、すぐに剥がれてしまったりと逆効果につながることもあります。本記事では、初心者でも失敗しないワックスの塗り方と、フローリングを最適な状態に保つための塗り直し頻度について詳しく解説します。特別な技術は必要ありませんが、手順を守ることが最も重要です。

1. ワックスを塗る前の下準備が最重要

ワックスの仕上がりを左右するのは「塗る前の徹底した清掃」です。ホコリや皮脂汚れ、水分などが残ったままワックスを塗ると、しっかり密着しないだけでなく、ムラやザラつきの原因になります。以下の流れで準備を進めましょう。

  • 床のホコリ取り(掃除機またはドライシート)
  • 中性洗剤での拭き掃除
  • 水拭きで洗剤を完全に除去
  • 乾いた雑巾でのから拭き
  • 30分〜1時間しっかり乾燥させる

特に「乾燥」が甘いとワックスが白濁する原因になるため要注意です。

2. フローリングワックスの正しい塗り方

ワックス自体の塗り方はシンプルですが、いくつかのコツを知っておくことで仕上がりが格段に良くなります。

2-1. 道具を準備する

  • フローリング用ワックス
  • ワックス用モップまたは専用シート
  • トレイ(ワックスを少量出す用)
  • ゴム手袋

2-2. 薄く均一に塗るのが基本

ワックスは「薄く伸ばす」のが鉄則です。厚塗りすると乾燥に時間がかかり、ベタつきやムラが出る原因になります。部屋の奥から手前に向かって、一定方向にまっすぐ伸ばしましょう。

2-3. 乾燥時間をしっかり確保

ワックスの乾燥時間は商品によって異なりますが、一般的には30〜60分が目安です。乾燥が不十分なまま上から歩いたり家具を戻したりすると跡が残るため、十分な時間を確保しましょう。季節や湿度によっては乾燥に倍以上かかる場合もあるため、余裕をもったスケジュールが必要です。

3. ワックスは何回塗るべき?

新品のフローリングやワックスをしばらく塗っていなかった床の場合、基本は「2回塗り」がおすすめです。1回目は下地づくりとして薄く塗り、完全に乾燥した後、2回目を重ねることでツヤと保護効果が安定します。

4. フローリングワックスの最適な塗り直し頻度

一般家庭の場合、フローリングワックスの再塗布は半年に1回〜1年に1回が目安です。生活スタイルや床の使用頻度によって適切なタイミングは変わります。

  • 人の出入りが多いリビングや廊下:半年に1回
  • 寝室や使用頻度の低い部屋:1年に1回
  • ペットがいる家庭:摩耗が早いため6か月に1回が推奨

水拭きを頻繁に行う家庭では、ワックスの摩耗が早くなるため頻度をやや短くすると美しい状態を保てます。

5. ワックス塗布後にやってはいけない注意点

  • 乾燥前に歩く・家具を置く
  • 厚塗りを一度で仕上げようとする
  • ワックスに適さないフローリングに使用する
  • ワックスと相性の悪い洗剤を使い続ける

特にノンワックスフローリングにワックスを塗ると剥がれ・白濁の原因になるため、必ず床材の仕様を確認しましょう。

6. まとめ

フローリングワックスは正しい手順で塗ることで、美しさを保つだけでなく床の保護にもつながります。下準備の徹底、薄く均一に伸ばす塗り方、十分な乾燥時間の確保という基本を守れば失敗することはありません。また、半年〜1年に一度の頻度で塗り直すことで、長期間にわたり床を快適な状態に維持できます。生活環境に合わせて最適な塗り直しタイミングを見極め、清潔で気持ちの良い住空間を保ちましょう。

著者
元・片付けられない男/掃除習慣研究家
おたろう

かつては“汚部屋住人”として生活に悩まされていたが、一念発起して断捨離と掃除の習慣化に挑戦。数年間で50冊以上の関連書籍と心理学論文を読み漁り、自ら実践・改善を繰り返すうちに、ミニマリスト的生活を確立。「ズボラでも続く習慣」をテーマに、リアルな視点で情報発信中。

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