ベッドのマットレスを清潔に保つクリーニング術

毎日使うベッドのマットレスは、実は家の中でもっとも汚れやすい場所の一つです。シーツで覆われているため一見清潔に見えますが、寝ている間にかく汗や皮脂、髪やフケ、ホコリ、ダニなどが少しずつ蓄積し、放置すると臭いや黄ばみ、アレルギーの原因になることもあります。

しかし「どうやって掃除すればいいのかわからない」「大きくて扱いづらい」という理由で、マットレスのケアを後回しにしてしまう人も多いでしょう。実は、マットレスは正しい方法で日常ケアと定期クリーニングを行うだけで、驚くほど清潔に保つことができます。

この記事では、マットレスの汚れの原因から、自宅でできる効果的なクリーニング方法、さらに汚れを溜めないための予防策まで詳しく紹介します。今日からできる簡単ケアで、快適で清潔な睡眠環境を整えましょう。

1. マットレスが汚れやすい理由

マットレスの汚れは、肉眼では見えにくいものがほとんどです。特に以下の汚れは日常的に蓄積していきます。

  • 汗・皮脂:寝ている間に1晩でコップ1杯の汗をかくと言われる
  • ダニ・ハウスダスト:湿気で増えやすく、アレルギーの原因に
  • 髪・フケ:寝返りのたびに落ちやすい
  • 臭い:汗や皮脂が蓄積して繊維に染み込む

マットレスは分解洗浄が難しいため、日常のケアが非常に重要です。

2. 定期的に行いたい「基本の掃除」

基本の掃除は月1回を目安に行いましょう。特別な道具がなくても、家庭用の掃除機と重曹があれば十分です。

【基本の掃除手順】

  1. シーツ・ベッドパッドを外す
    マットレスむき出しの状態を作ります。
  2. 表面のホコリを掃除機で吸う
    ハウスダストやダニの死骸をしっかり除去します。ゆっくり動かすのがコツ。
  3. 重曹を振りかけ、1〜2時間おく
    重曹は皮脂汚れと臭いを吸着します。全体に薄くまんべんなく振りかけましょう。
  4. 重曹を掃除機で吸い取る
    しっかり吸い取ることで消臭効果が高まります。

この基本ケアだけでも、マットレスを清潔に保つ効果は非常に高いです。

3. 汚れ別「マットレスのしみ取り方法」

汗じみや皮脂汚れ、飲み物をこぼした跡など、部分的な汚れには次の方法が有効です。

【汗じみ・皮脂汚れ】

  • 中性洗剤を薄めた水を布に含ませる
  • “叩き拭き”で汚れを浮かせる
  • 水拭き→乾拭きで洗剤を残さない

【飲み物のシミ】

  • まずはタオルで吸い取る
  • 重曹と水を混ぜたペーストを塗る
  • 乾いたら掃除機で吸い取る

【血液汚れ】

  • 40度以上の温水はNG(固まるため)
  • 冷水で軽く叩き拭き
  • 酸素系漂白剤を薄めて部分的に使用

マットレスは水分を吸いやすいため、「浸さない」「濡らしすぎない」ことがポイントです。

4. ダニ対策には「天日干しより乾燥」が効果的

マットレスのダニ対策といえば天日干しを思い浮かべる人も多いですが、実はほとんどのマットレスは干すことができません。そこで効果的なのが「湿気を取り除くこと」です。

  • 窓を開けて室内全体を換気する
  • 除湿機を近くで稼働させる
  • 布団乾燥機を使う(ダニ退治モード)

特に布団乾燥機は高温でダニ対策ができるため、マットレスのメンテナンスに最適です。

5. マットレスを長持ちさせる予防策

定期的なクリーニングだけでなく、日常で汚れを“防ぐ”工夫を取り入れることで、マットレスの寿命が大きく伸びます。

  • ベッドパッドを必ず使用する
  • シーツは週1回程度の頻度で洗濯
  • マットレスを定期的に回転・上下を入れ替える
  • ベッド下に物を置いて通気を妨げない

とくにベッドパッドは汗や皮脂を吸い、マットレスを保護する役割が大きいため、使用するかどうかで清潔度が大きく変わります。

6. 臭い対策は「重曹+換気」が最強

マットレスの臭いが気になる場合は、重曹と換気の組み合わせが最も効果的です。

  • 重曹を広げて数時間置く(消臭・皮脂分解)
  • よく吸い取ったあと、窓を開けて換気
  • 湿度が高い季節は除湿機を併用する

臭いの多くは湿気からくるため、「乾燥させる」ことが根本改善になります。

まとめ

マットレスは毎日使う家具だからこそ、汚れや湿気が溜まりやすく、定期的なケアが欠かせません。掃除機がけ、重曹による消臭、部分洗浄。そして、除湿やベッドパッドの活用といった予防策を組み合わせることで、清潔な状態を長く保つことができます。

快適な睡眠は、清潔なマットレスから。今日からできる小さなケアを習慣にして、より快適で健やかな睡眠環境を整えていきましょう。

著者
元・片付けられない男/掃除習慣研究家
おたろう

かつては“汚部屋住人”として生活に悩まされていたが、一念発起して断捨離と掃除の習慣化に挑戦。数年間で50冊以上の関連書籍と心理学論文を読み漁り、自ら実践・改善を繰り返すうちに、ミニマリスト的生活を確立。「ズボラでも続く習慣」をテーマに、リアルな視点で情報発信中。

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