ミニマリストの目的は「管理領域の極小化と幸せの極大化」です。「手持ちアイテムのほぼすべてを活用している人」がミニマリスト。
不要なアイテムだらけではミニマリストではありません。ミニマリストになるためには、先輩たちの真似をするのが近道。目的の実現のため、ミニマリストの先輩たちが何を選び、なぜそれを選んだか?みていきましょう。
パソコン
MacBookAir:Apple社が販売するノートパソコン。軽さが特徴、ミニマリストはなぜか、Mac派が多いようだ。MacBookAirに限らず、パソコンを持つならノートパソコンが軽くて便利だ。デスクトップからノートパソコンに変わると配線から開放される。
携帯・スマホ
iphone:こちらもApple社が販売するスマートフォン。Macとの同期ができるという点もポイント。ミニマリストにMac好きが多いのには、Mac製品のシンプルさと、故ステーブン・ジョブズがミニマリストであったという点もポイントだろう。仕事上などでパソコンを使わない人はスマホオンリーの人も多い。ガラケー派という人ももちろんいる。
電子書籍リーダー・タブレット
ipad,kindle:手持ちの書籍を電子化したという人は電子書籍リーダー・タブレットを持つ人が多い。
寝袋
ベットを捨てて寝袋生活と言う人も少なくない。そんな人が活用するのが寝袋、値段はピンキリだが、安いものを購入すると快適には寝にくい。羽毛のものを選ぶとよい。
タオル
手ぬぐい:圧倒的にスペースが少なくてすみ、夜にバスタオル代わりに使っても翌朝には乾いている。バスタオル1枚分のスペースに手ぬぐいなら10枚は入る。筆者は2年近く同じ手ぬぐいを洗いながら使用しているが、いまだ朽ちる様子はない。
服
シンプルで品がよく使いまわしの効くアイテムを選ぶ人が多い。ジャケット・ズボン・カットソーは3個までという風にあらかじめアイテム数に制限を持たしている人が多い。
また服は同じデザインの服を複数もち、いつも同じかっこをしている制服化している人もいる、
スティーブ・ジョブズ(Appleの元CEO)黒のタートルネック、ジーンズ、グレースニーカー
マーク・ザッカーバーグ(FacebookのCEO)グレーのTシャツ
アルベルト・アインシュタイン(理論物理学者)同じデザインのジャケットだけを着ていた。
スーツ・シャツ
会社勤めの場合、春・夏=2セット 秋・冬=2セット
シャツは働く日数+1枚あると良い。週休2日なら6枚、週休1日なら7枚、1枚余分に持つのは、気象条件によりクリーニング屋にいけなかったり、急に出張とかになった時用の保険。
男性はスーツ2、シャツ3 ネクタイ3で18組の気回しができます。質感や色が微妙に違うシャツをそろえるといつも同じ感じにはなりません。
ネクタイは働く日数分あれば十分です。
クリーニング店によっては、シーズンオフ中のスーツなどを預かってくれるサービスをしている所もあるので、そういった所を探すとさらにスペースを空けれます。
下着
週に1回洗濯するなら、全部7枚ずつあれば困らない。これも1枚保険で8セットあると安心。
素材はできるだけ天然素材のほうがいいかもしれないと思っている。
たとえば乾燥肌の人は吸湿発熱繊維を使うと、乾燥肌がひどくなる。”吸湿発熱繊維 乾燥肌”で検索をしてもらうとわかる。
現在使用を中止して、乾燥肌は改善している。
私は1997年ごろから色々なメーカーのものを愛用しており、しょうじき何に変えようか困っている。
なにか良いアイデアがあれば、コメントいただければさいわいです。
皆さんとシェアします。
礼服・喪服
近所にレンタルショップがあるなら、借りるのが楽。若いうちは無くても問題ないことも多いが、ある程度の年になると、もっておかないほうが面倒な事になる事もある。
テレビ・DVD
持っていない人も多い。パソコンにテレビチューナーをつけたり、ネットで見る人も。持ちたい人はテレビとDVD、ハードディスクが一体になっているものを選ぶと荷物数とややこしい配線から開放される。
財布
マネークリップ派、もしくは薄くてシンプルなデザインの財布が多いです。色も黒など目立たないものが多いようです。
>ミニマリストの財布の中身「いくら持ってる?カードは?」
電子マネー
小銭を持ちたくないので、電子マネーを利用する人は多い。逆に購入履歴がどこかに残ることを嫌がり一切持たない人もいる。
小銭を持ちたくないか、購入遍歴を持ちたくないか?を真剣に考えてみよう。
アウトドアブランド
服や小物類はアウトドアブランドを利用するという人が多いです。理由は、軽い・薄い・デザインがそこそこカッコいい・丈夫・恥ずかしくない・好き、という理由です。またミニマリストには登山が趣味もしくは仕事の方も多く、理由のひとつとなっています。
食器
応量器(おうりょうき) 禅宗の修行僧が使用する個人の食器。 鉢盂(はつう)、鉄鉢(てっぱつ)ともいう。入れ子状に重ねられた5枚の容器からなる。ロシアの人形マトリョーシカに似ていますが、マトリョーシカのルーツはこの応量器だそうです。応量器→12入れ子タマゴ→箱根入れ子七福神→マトリョーシカ
容器の数は多いものの省スペースで済みますので自給型のミニマリストに人気があります。
フライパン・鍋類
テフロン加工のフライパンなら、お湯を沸かすことも可能ですから、パスタ・うどんなどはフライパンでゆでれます。クッキングシートを使えばフライパンで魚も焼けますし、フライパンに多めに油を入れればフライ物もできます。魚の煮物もできます。カレーやシチューもできます。
ほぼ100%自炊の我が家では、99%の料理がフライパン1つとミルクパン1つでまかなわれています。
>ミニマリストの食事まとめ(外食・中食・自炊・節約・調理器具)
冷蔵庫
持つ人、持たない人にわかれます。持たない人は、クーラーボックスや発砲スチロールの通称トロ箱というものに氷を入れ利用するか、乾物をメインで使う、肉や魚はその日のうちに使いきるという方法を利用します。
自炊しない人は持たない人も多いです。冷蔵庫がなくても野菜類はあるていど日持ちしますから、問題はタンパク源をどうするかです。
玉子は常温で保存できますから、冷蔵庫に保管する必要はありません。
タンパク源をマメ類中心にする、肉・魚類は帰宅時に買って帰り保存はしない。もしくはツナ缶などを多く取り入れるなどとすると自炊していても冷蔵庫をなしにできるでしょう。
一見食費があがりそうなイメージがありますが、工夫次第で意外とそれほど上がることもないかも知れません。
電子レンジ
もたない派も多いようです。理由は電子レンジであたためなおす事がないそうです。
炊飯器
炊飯器に関しては、電気炊飯器派、圧力鍋派、土鍋派、普通の鍋派、もたない派がいます。意外なところでは高城剛氏は著作で「発芽玄米炊飯器」をトランクに持ち歩いていると紹介しています。
炊飯器を減らしたいのであれば、土鍋や圧力鍋、普通の鍋を使ってご飯が炊けるようにスキルを磨けば減らせます。
包丁
包丁に関しては職人レベルの仕上げこだわりがある人いがい万能包丁1本ですみます。名前の通り肉、魚、野菜のすべてにむいているからです。
時計
スマホ・携帯電話などを時計代わりに利用という人が多いです。腕時計を持つという人もいます。このどちらかがあれば、家にある時計を減らすことは可能です。
ステレオ・イヤホン・ヘッドホン類
ステレオは持たずにiphoneなどにスピーカーをつなげるか、高級なイヤホン・ヘッドホンを使う人も多い。いずれにせよ音質にはこだわる人が多いです。
洗濯機
持つ人、持たない人にわかれます。持たない人は、コインランドリー・洗濯板などを活用します。タオル類に関しては手ぬぐいを利用すれば、洗濯機は特に必要ありません。下着類も速乾性のものを選べば、洗濯板であらってもいいでしょう。ただたまにはコインランドリーに持っていって洗濯機を使わないと黄ばんだりしやすいので注意してください。
机類
一時的にもたない人もいますが、多くの人が不便でテーブル代わりになるものを探したり購入しています。ホテル住まい、備え付けのテーブルがある人、家には寝に帰っているだけの人いがいはテーブルがあったほうがいいでしょう。
ビンビールのケースに板を載せてテーブル代わりにする方法もあります。ただ非常に昭和の貧乏っぽさ満開です。スーツケースをテーブル代わりに使ってみたと言う人もいましたが、やめたそうです。
ちゃぶ台など、足が折りたたみ式のテーブルなどを使えば、使っていないときはしまえますので多少の圧迫感はなくなります。
ティッシュペーパー
置きたくないのであれば、トイレットペーパーを利用するという手があります。これだと部屋からは見えないので目障りではありません。あとハンカチをテッシュペーパー代わりにするという人もいます。
ゴミ箱
生活している以上限度がありますが、持ちたくないのであれば、ダンボールなどでゴミ箱を自作するという手もあります。あとS字フックなどで、スーパーなどのレジ袋を引っ掛けてゴミ箱にする人、食パンの袋をゴミ箱代わりに利用する人がいます。
分別回収を行なっているところであれば、缶、プラ、紙類はダンボールでゴミ箱を作ってそこに捨てるという風にすると、専用のゴミ箱を買う必要がありません。我が家ではひとつのダンボールの上の部分に切り込みをいれ、そこに指定のゴミ袋を引っ掛け、分別しています。
プリンター
近所にUSBなどから印刷できるコピー機のあるコンビニがあれば、プリンターを持つ必要はなくなります。インクは乾燥すると使えなくなるので、たまにしかプリントアウトしないのであれば、コンビニ利用のほうが経済的かもしれません。
ドライヤー
必須です。自然乾燥でOKという人もいますが、ドライヤーを使わないと、頭にカビが生えてかゆみや抜け毛の原因になるそうです。
工具類
持ち家で自分で修復を行なう人、家具などを自作したりする人は必要ありますが、それ以外の人は一部を除き不要な場合が多いでしょう。
多くの人に必須っぽいのはドライバー類、ペンチ類です。マルチプライヤーなら両方ついています。
マルチプライヤー
ペンチ(プライヤー)ワイヤーカッター、栓抜き、-ドライバー中・小、リーマ、波刃ナイフ、ナイフ、+ドライバー、爪そうじ、やすり。
などがついていますので、爪きりやドライバー、ペンチ類が不要になります。ただし専用品より使いにくいです。
ソファー
もっていない人が多いようです。ソファーベットを購入してソファーとベットが兼用という人もいました。
掃除機
掃除機はもっていない人も多いです。持っていない人はフローリングワイパーかほうきを使っています。
ベッド
持っていない人と持っている人がいます。フローリングにマットを敷いて寝袋で生活という人もいますが、背中などが痛くなるそうです。和室に布団というのであれば比較的楽に導入できるでしょう。
腰がいたいとか言う人は無理はしないでおきましょう。身体を壊して、腰が痛くなれば、病院の診察券と、シップが荷物として増えます。それではミニマムではありません。
車用品
ガソリンスタンドで洗車するのであれば、洗車道具は大幅に減らせます。
趣味グッズ
趣味グッズを減らしたいのであれば、常に一番いいもののみ残すという手が考えれます。使わなくなった趣味グッズを処分していくという方法です。
本棚
電子化すれば、本棚は無しでいけます。
コレクション物
コレクション物も飽きてきたものは売り、厳選したもののみを残すと、お金は残り、コレクションのメンテナンスの手間も少なくてすみます。
爪やスリ・爪きり・めんぼう
これは欠かせないと言う人が多いです。極限な人はホテルで借りるとか、コンクリート部分で爪を研ぐとかいう人もいますがネタでしょう。
まとめ
思いつく限りのアイテムをピックアップしてみました。絶対に必要と思っていたものも生活スタイルが変わればとたんに不要になります。
不要か必要かはこれからの人生どのように生きたいか?という問題に答えれないと出てきません。
人生の中で何を選択し、なにを選択しないか?それが究極の判断基準です。
ミニマリストは不要なものはもちません。
究極のミニマリストとして紹介される人の多くはホテル住まいです。彼らは、彼らの所有ではないですが、ホテルのベッドで寝て、バスタオルを使い、寝巻きを着て、バランスのとれた食事をしています。もちろんカーテンもあります。
いっぽうホテル住まいではない、ミニマリストは、ホテル住まいの彼らより、少しものが増えます。
長く続くミニマリストは、荷物がすくなくても、なくては生活の質が低下するような物までもたないわけではありません。
あきらかに生活に必要なものまで削除する必要はありません。それでは継続は不可能です。
短期間だけ荷物を極限まで減らすことはカンタンです。10年後20年後でも、その荷物でやっていける自足可能なミニマリズムこそが、本物のミニマリズムなのではないでしょうか?
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